生成AIツールを一覧で紹介!初心者でもビジネスで使えるおすすめのツールを比較

「生成AIツールが多くて何がおすすめかわからない」

「生成AIツールを使った経験がないから有料のツールは使いたくない」

生成AIツールを探している方が抱えている悩みではないでしょうか。

本記事では生成AIツールの中でも、無料で十分使えるおすすめのツールを一覧で紹介します。

無料の範囲で使ってみて、使い慣れてくれたビジネスシーンでも活用できるので、それぞれの得意分野などを比較しておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事の要約】

  • 生成AIツールはチャットや文章作成、画像処理などの得意分野によって異なる
  • 生成AIツールによって回数制限はあるものの、十分利用できる
  • 有料プランに加入すれば生成AIツールの機能性が高まる

【種類別】生成AIツールの分類

生成AIは、以下のような分類があります。

  • チャット
  • 文章作成
  • 画像処理
  • その他の生成

「生成AIはなんでもできる」と思ってしまうと、有料のツールを導入した際に後悔するでしょう

まずは生成AIツールの分類について、順番に解説していきます。

チャット

チャット型の生成AIツールとは、まるで人間と会話しているような言語技術である「自然言語処理」を用いたツールです。

大量のデータを学習しているので、入力したテキストをもとに生成AIツールが会話をしてくれます。

ブログ作成やSNSの投稿文を考えるヒントを得るのにおすすめです。

最近では24時間365日対応してくれるチャットボットが例になります。

ユーザーの悩みに該当しそうなキーワードをAIがピックアップし、悩み解決へと導きます。

つまりビジネスの観点から見ると、深夜帯の顧客対応にかかる人件費などを削減できるので、効率化と顧客体験の向上にも活かせるのです。

文章作成

文章作成に活用する生成AIツールは、前述のチャット型生成AIを活用しつつ、より的確な指示(プロンプト)をもとに文章を作成するツールです。

たとえば、キーワードやテーマをもとにブログ記事を作成するような、ライティング業務に活用されているのです。

商品紹介の文章や顧客からもらったレビューの返信など、ビジネスシーンでも業務効率化を目的に生成AIが採用されているケースがあります。

生成AIによる文章作成能力の高さは、小説家にも注目を集めています。

第170回芥川賞作家の九段理江さんは記者会見で「生成AIや人工知能というものが人間の機能の代わりを担うようになっていると思います」と考えを示すほど、活用の幅は広がっているのです。

引用元:NHK:第170回芥川賞受賞 九段理江さん「東京都同情塔」思いは 生成AIの未来は スタジオで語る

画像処理

画像処理をする生成AIツールは、AIに指示をして画像やイラストを生成したり、画像を加工したりするツールです。

前述で紹介した文章生成をAIツールを駆使して作成し、ブログに投稿するための画像作成などで活用されています。

たとえ個人であっても、イラストやアイキャッチ画像の作成をプロに依頼すると、どうしても制作コストがかかってしまいます。

そこで画像処理に特化した生成AIツールを活用すれば、画像作成にかかる時間や外注費などのコスト削減ができるのです。

ロゴやアイコン作成も、生成AIに指示をしたり、すでに用意されている質問に回答したりすれば、簡単に作成できるのも魅力的です。

その他の生成

生成AIツールは、動画や音楽なども生成できるようになっています。

たとえば動画作成は、ツールの使い方以外にもスキルが必要で、難易度の高い作業と感じる方も多いでしょう。

生成AIツールを活用すれば、直感的な操作で動画を作成できるようになるのです。

しかし会社や商品などを紹介するプロモーション活動など、10分以上の動画作成には現状作成できない点には注意が必要です。

音楽生成においても、独創的なアイデアをもとにした「人の心を動かす作曲」までは生成できるとはいえません。

これまで紹介した通り、生成AIツールはあくまでヒントを得たり業務効率を目的にしたりするようなシーンで活用されているのです。

無料で使えるチャット生成AIツール一覧

チャット型の生成AIツールで、無料でも使えるおすすめのツールは以下の通りです。

  • AIチャットくん
  • Gemini
  • Bing

それぞれ自分にとって最適と思えるチャット生成AIツールを選ぶための比較対象として、参考にしてください。

AIチャットくん

AIチャットくんは、2023年3月にリリースされた生成AIツールで、LINEを通じてChatGPTの機能を使えるツールです。

LINEで友だちに追加するだけで利用できるからか、リリースから10日で50万人以上のユーザーに登録、600万回以上のチャット数を突破しました。

日本語に対応していて、LINEでメッセージを送信するのと同様に使えるので「ChatGPTより使いやすい」方も少なくないでしょう。

音声入力にも対応していて、無料プランであれば1日5通までのチャット生成ができます。

月額980円の有料プランに加入すれば、無制限にチャットを生成できるのもメリットです。

文章作成だけでなく、翻訳や情報の検索などで活用できるので、LINEを普段から使っている方におすすめの生成AIツールです。

Gemini

Geminiは、Google社が開発した生成AIツールです。

大規模言語モデルである「LaMDA」をベースに、2種類以上のデータを収集し統合する最新型マルチモーダルAIを搭載しています。

2023年3月から9月にかけて、試験運用の「Bard」をリリースしていましたが、同年9月19日に高性能モデルであるGeminiを公開したのです。

ChatGPTと比較するとGeminiのほうが優れていて、性能が上回っている点も多く、推論能力の高さやPythonやJavaなどのプログラミング言語も理解しています。

Googleアカウントを持っている方であれば、無料で回数制限なしで使える点も魅力的です。

チャットだけでなく画像生成にも活用できるので、無料で幅広く使える生成AIツールを探している方におすすめのツールです。

Bing

Bingは、Microsoft社が提供している検索エンジン「Bing」にChatGPTとAIチャットを合わせた生成AIツールです。

ブラウザ上でチャットのやり取りができ、1日5回までであれば無料で使えます。

回数の少なさがデメリットに感じる一方で、Bingは情報の正確さがメリットです。

リアルタイムで情報が更新されていくので、ChatGPTと比較すると情報の正確さを感じられます。

そもそも検索エンジンとAIチャットを合わせたツールなので、情報の参照元も提示してくれるので、根拠も合わせて確認したい方におすすめです。

しかし、あくまでAIチャットに適したツールなので、ChatGPTのように長文の文章作成には向いていません。

無料で使える文章生成AIツール一覧

ここからは文章作成に特化した生成AIツールを紹介します。

おすすめの生成AIツール一覧は、下記の通りです。

  • ChatGPT
  • SAKUBUN
  • Catchy

代表的なChatGPTは、文章作成におすすめの連携ツールも紹介するので、他の生成AIツールとの比較に役立ててください。

ChatGPT

ChatGPTはOpenAI社によって開発された生成AIツールで、メッセージ欄に指示をするだけでメールやブログ記事の作成などができるツールです。

チャット感覚をベースにしていて、質問に答えてくれたり文章の要約をしてくれたりする優れものです。

たとえ複雑な文章でもニュアンスを瞬時に理解してくれるので、カスタマーサポートのようなビジネスシーンでも活用されています。

ChatGPT-3.5は無料で、月額20ドル(約3,000円)支払えば、グレードアップしたChatGPT-4が利用できます。

ChatGPTをメールで活用したい場合、ChatGPT WriteをChrome拡張機能として追加すれば、自動でメールの返信内容を生成してくれるのも魅力的です。

メールの返信にかける時間をできるだけ削減したい方は、一度ChatGPT WriterをChromeに追加してみてはいかがでしょうか。

SAKUBUN

SAKUBUNは、長文の文章作成に特化した生成AIツールです。

前述で紹介したChatGPTが搭載されていて、50種類を超えるテンプレートとAIエディターをもとに、細かい修正もできます。

ブログ記事や広告文のように、1つのコンテンツを制作するのに時間がかかるものでも、SAKUBUNを活用すれば数秒で作れるのです。

ビジネスシーンにおいても、メディア運用をしている事業者や広告代理店などが生産性向上を目的に活用しています。

無料プランでもChatGPT-3.5をもとにした文章作成を、毎月5,000文字まで作成できます。

何より国産のツールなので「海外のツールは使いたくない」と考えている方におすすめの生成AIツールです。

Catchy

Catchyは、SNSの投稿文やブログ記事の作成だけでなく、プレゼン資料にも向いている生成AIツールです。

商品のキャッチコピーを生成したりYouTubeの企画を考えたりするだけでなく、仕事の相談などにも対応しています。

用意されているアウトプットのパターンは100種類を超えていて、10回までなら無料で使えます。

生成AIでは手が届きにくい独創性や感受性などにも対応しているので「上司に誘われた飲み会をうまく断る文章作成」のような文章も作成できるのが、他の生成AIとの違いです。

他の生成AIツールと比較して「もっと人間と対話する場面で使える生成AIツールを探している」と考える方におすすめです。

無料で使える画像生成AIツール一覧

チャットや文章だけでなく、画像も生成できるAIツールを探している方におすすめのツールは以下の通りです。

  • Canva
  • DALL・E2
  • Stable Diffusion

無料で使える範囲や活用できるシーンをもとに紹介するので、比較するための参考にしてください。

Canva

画像作成で活用されている方も多いCanvaによる生成AIは、テキスト入力をもとに画像を生成できます。

Canva内にある「Text to Image」で画像生成でき、入力したテキストから複数のパターンのイラストを生成してくれるのが特徴です。

たとえば「水彩画っぽく」や「幻想的な画像」と指示をすれば、イメージにあった画像をAIが生成してくれます。

何よりCanvaそのものが画像編集で活用されているツールなので、生成AIで作り出された画像の編集もできるのです。

Canvaの生成AIで画像を作成した場合は「Canvaクレジット」が1枚消費される点には注意しましょう。

DALL・E2

DALL・E2は、OpenAI社によって開発された生成AIツールで、リアルさを感じる画像生成に向いているツールです。

解像度の高い画像を生成できるだけでなく、暴力的だったり成人向けだったりする画像生成には、制限をかけているのも特徴的です。

登録時に50クレジットと15クレジットが毎月付与されます。

クレジットがなくなってしまうと追加クレジットを購入しなければいけませんが、基本的には無料で利用できます。

1回のテキスト入力で4枚まで画像生成してくれるので、あくまで大量の画像を生成してもらいたい方以外は無料で十分利用できるのがおすすめポイントです。

Stable Diffusion

Stable Diffusionは、実写系から二次元系など、幅広いタッチの画像を生成してくれるツールです。

インターネット上であれば、たとえ低スペックパソコンでも気軽に始められて、生成した画像をもとに新しい画像を作る機能などが充実しています。

一部課金要素があるものの、無料でカスタマイズ性が高く利用できるのがメリットです。

Stable Diffusionは、以下の生成AIツールでも技術が採用されています。

  • Animate Anyone
  • AIイラストくん
  • D-ID など

手軽にアニメーションが作成できたり、LINE上でイラストを生成できたりする技術が幅広く展開されている生成AIツールです。

まとめ

本記事では生成AIツールのおすすめ一覧だけでなく、生成AIツールの種類などについて解説しました。

生成AIツールは、チャットに特化していたり長文の文章作成に特化していたりするので、使うシーンによって選択の幅が広がります。

本記事で紹介した生成AIツール以外にも、有料で展開しているサービスもあります。

まずは無料の範囲で「どこまでできるのか」や「どこまで希望通りに動いてくれるのか」など、試してみてはいかがでしょうか。